私的足裏マッサージ法

リフレクソロジー、などどしゃれた言い方をしても早い話が足裏マッサージのことである。足の裏を刺激するのは健康によいらしいということは、医学的根拠はともかく、経験的には十分説得力がある。最近は、地下商店街などにも足裏マッサージ店が進出し、手の空いた従業員が混雑した通路上で通行の邪魔をしながら鬱陶しいほどしつこく客引きをしている。しかし、高いお金を払ってまで足の裏を押してもらわなければならない理由が理解できない。一番安いコースでも25分で3000円弱もする。90分10500円などいうべらぼうなのも
私的足裏マッサージ法は、基本的に2つある。いずれも100円グッズを利用する。ひとつは、足ツボマッサージのできるインソール(靴の中敷)である(商品名「リフレッシュインソール 足ツボマッサージ 」)。特に説明は要るまいが、要するに自分の体重にツボを押してもらうのである。他人に頼めば人件費、設備費、光熱費、材料費、営業費、管理費、利益等をとられるが、自分の体重なら一生タダである。立っているだけ、歩いているだけで十二分なマッサージ効果が得られる。もちろん歩くことによってカロリーを消費し(ムダな贅肉の重量も活用できる)、五感を働かせることでアイディアもわく。さらにマッサージ中のCO2排出は自分の呼気だけであり、地球温暖化防止にも役立つ?。まさに一石多鳥である。寝そべったままマッサージを受けるのとは、大違いである。
では、座っているときはどうするか。こちらには「青竹コロコロ」を使う。仕事柄、デスクワークが多いので、これは大変重宝する。クツを脱いで足裏をコロコロしながらパソコンに向かえば、仕事ははかどり、健康にもよい。
最後に、出張で新幹線や飛行機の座席に長時間座るときにどうするかという問題が残る。新幹線なら、ときどき気晴らしに車内を散歩できるが、飛行機だとそういうわけにもいかない。先日、初めて乗った羽田発北九州行きスターフライヤーエアバスA320)のフットレストに足裏マッサージ用のコロコロがついているのを見て大変感心した(リンク先の写真参照)。潜在的な顧客ニーズを察知して、サービスに具現化するあたり、リュウセキ、ナガレイシ、流石である(byドロンジョ様@ヤッターマン)。他の航空会社やJRも、見習ってほしい。