「内部統制報告制度に関するQ&A」の再追加

平成21年4月2日
金融庁

「内部統制報告制度に関するQ&A」の再追加について

金融庁では、平成20年4月1日以後開始する事業年度から上場企業に対して導入された内部統制報告制度に関して、平成19年10月1日に「内部統制報告制度に関するQ&A」(20問)を公表しています。また、その後に寄せられた照会等に対して行った回答等を整理し、平成20年6月24日にQ&A(47問)を追加公表しています。
今般、最初に内部統制報告書を提出することになる3月決算企業の内部統制報告書の作成に向け、「内部統制報告制度に関するQ&A」に新たな質問・回答(24問)を追加しましたので、公表します。
追加した主な質問・回答は以下のとおりです。

○「重要な欠陥」の判断(問68〜70、75、77)
○子会社の売却・業績悪化等により重要な事業拠点の選定指標が一定の割合に達しない等の場合の取扱い(問73、74)
○内部統制報告書の記載内容(問101〜107)

お問い合わせ先
金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
総務企画局企業開示課(3680、3656、3672)
http://www.fsa.go.jp/news/20/syouken/20090402-1.html

またしても、何をいまさらのQ&A追加。実務の世界では、曖昧な実施基準にさんざん悩まされ、不毛の議論をさせられたあげく、今となってはすでに解決(諦め)済みの件ばかり。実施基準を策定した時は、そこまで考えてなかったのがバレバレ。後出しジャンケンのアリバイ作りといわれても仕方あるまい。