新EDINETが稼動

平成20年3月17日(月)から稼動した新EDINETについて
金融庁では、「有価証券報告書等に関する業務の業務・システム最適化計画」に基づき、XBRLの導入等による開示書類利用者の利便性の向上等を目的としたEDINETの再構築を行い、平成20年3月17日(月)より新システムがスタートしました。
EDINETの各機能、サービス内容の詳細については操作ガイドより、「EDINET概要書」および各種操作ガイドをご確認ください。
http://info.edinet-fsa.go.jp/

待ちに待った、新EDINETがようやく稼動。会社名などいろいろなキーで検索でき、また全文検索できるようになったのは朗報。
「書類種別」のプルダウンメニューに、もう「内部統制報告書」がセットされているのは気が早すぎ?当然、現時点で検索しても「該当するデータが存在しませんでした。」と表示される。
しかし、相変わらず、検索結果へのリンクがjavascriptで記述されていて、Permalinkが存在しないために、閲覧するごとに検索しないといけない。なんか、利用者のニーズがわかってないなあという印象。
あと、なぜかEDINETコードが全とっかえになった関係で、各社コードの新旧対応表が掲載されている。これをダウンロードしておけば検索のときに便利?ただしHTML(しかもコード順表記)のままでは使いにくいので、URLをExcel等で無理くり開いてExcelCSV形式で保存しておくとよいだろう。
驚いたのは、旧システムで何かと問題になった「推奨端末仕様」がPDFでなんと20ページ(!)もある文書で掲載されていること。なにゆえに、書類を閲覧するためだけのサイトでここまでの詳細なマニュアルが必要なのか、理解に苦しむ。とりあえず、Windows XP SP2、Windows VistaRedHat Linuxには対応した模様。
そういえば、以前紹介したテラメント(EDINETコード 旧:T055C2→新:E12358)の大量保有報告書は、「提出者名称」に「テラメント」と入力して検索ボタンを押すだけでOKになった。まだの方はぜひお試しを。