N響アワー -N響アワーの30年-
放送開始から30年目を迎える「N響アワー」。今回で番組の司会を卒業する池辺晋一郎とともに、なつかしの映像でその歴史を振り返る。
2009年は教育テレビ50周年。そして「N響アワー」も放送開始から30年目を迎える。この節目の年、番組の司会を13年間務めた池辺晋一郎が卒業。クラシック音楽の魅力を分かりやすく伝えてきた功績を、番組の歴史とともに振り返る。なつかしの映像も満載。
【出演】(ピアノ)ラン・ラン,(指揮)シャルル・デュトワ,(指揮)ネルロ・サンティ,(指揮)アンドレ・プレヴィン,(管弦楽)NHK交響楽団
【ゲスト】西村朗
【司会】池辺晋一郎,岩槻里子(曲目)
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30から第3楽章
ピアノ:ラン・ラン 指揮:シャルル・デュトワ
モーツァルト/交響曲第40番ト短調K.550から第1楽章
指揮:ネルロ・サンティ
ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調作品27から第4楽章
指揮:アンドレ・プレヴィン
N響アワーの放送が始まった30年前といえば高校生の頃。プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団のラフマニノフ交響曲第2番をFM放送を録音したカセットで初めて聴いた*1。第3楽章冒頭のクラリネット・ソロは、世界で最も美しい旋律の一つに推薦したい。
プレヴィンによる名演中の名演とされる1973年の録音は、現在下記のCDで聴くことができる。「ヴォカリーズ」など珠玉の小品3曲をカップリングして1615円はお買い得といえよう*2。
- アーティスト: プレヴィン(アンドレ),ラフマニノフ,ロンドン交響楽団
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2002/03/06
- メディア: CD
- 購入: 5人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
それはさておき、N響アワーで池辺晋一郎のダジャレ*3が聞けなくなるのは寂しいかぎり。wikiでまとめサイトをつくるのも一案か。
*1:以前書いたシベリウス交響曲第2番と並んで冬によく聴いた記憶がある。
*3:正確には記憶していないが「チェロを立って弾くのもいいですね。今度お願いしてみようかな。たってのお願い..」は秀逸