N響アワー/ラフマニノフ 鐘の記憶

2008年5月25日(日)放送
ラフマニノフ 鐘の記憶
「鐘」の音は、ラフマニノフの作曲書法の象徴的な要素のひとつです。 出世作、ピアノのための前奏曲をはじめ、幼いころから慣れ親しんだ 「鐘」 の モチーフが織り込まれた作品は少なくありません。 なかでも、ロシア正教の鐘の音を模した重々しい序奏に始まるピアノ協奏曲第2番は、 ラフマニノフの名声を決定づけたコンチェルトとして、全世界で親しまれています。
今回は、「鐘」 の音に代表される希代のメロディーメイカー、ラフマニノフの作風に焦点を当てながら、 名作 ピアノ協奏曲第2番をおおくりします。
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 (ラフマニノフ作曲) [ 約 35分30秒 ]
ピアノ: 中村紘子
指揮: 準・メルクル
[ 収録: 2008年4月5日, NHKホール ]
交響的舞曲 作品45 から 終曲(ラフマニノフ作曲)[ 約 13分30秒 ]
指揮: シャルル・デュトワ
[ 収録: 2004年1月9日, NHKホール ]
管弦楽 : NHK交響楽団

− 司 会 −
池辺晋一郎(作曲家)
岩槻里子(アナウンサー)
http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2008-05-25.html

「事実をありのままに伝える」という報道機関の使命を全うしたNHK。ちょっと見直した、かも..