千葉市長への手紙

ライオンは生息地の喪失によって脅かされており、国際自然保護連合(IUCN)が定めるレッドリスト絶滅危惧種に指定されています。野生環境、動物園の両面において積極的な保護・繁殖支援活動が行われています。日本国内の動物園でも、大分県宇佐市のアフリカンサファリ、北海道の旭山動物園などで赤ちゃんライオンが次々に生まれています

しかるに、千葉市動物公園のライオン2頭はいずれもオスであり、このままでは繁殖が行われることは絶対にありません

オス・メスの展示にすれば、貴園で大成功したチーターのように繁殖が期待できるほか、集客力の向上にも大いに貢献することは間違いありません。

オス2頭の展示を改め、繁殖期のオス・メス各1頭に変更するべきと思料します。ランニングコストは変わらず、収益増が見込めることは明らかですよね。園の収入を増やして動物の育成・展示を充実できること、また市民の負担を軽減できることは、民間出身の鏑木園長ならご理解いただけるものと存じます。