千葉市長への手紙

千葉市長への手紙のサイトから以下の意見を提出。

 

市長は千葉市動物公園の現状をどのように認識しておられますか?

私は千葉市に引っ越して30年、長年にわたりこの動物園を訪問してきました。広々とした敷地に暮らす動物たちは、どこかのんびりした雰囲気で、とても癒されるものです。実際、人は動物を見ると血圧が下がるというデータもあるらしいです。ここ数年は夫婦で年間パスポートを取得し、毎月1回以上は訪問させていただいております。

しかし、最近の動物公園の変わりようは、この動物園に通い続けてきた一人として大変残念でなりません。

まず、最近の出来事として最も残念だったのは「こども動物園の廃止」です。昨今の少子化が背景にあるのかもしれませんが、こども動物園を楽しみにしているのは老若男女全ての来園者です。かわいいのは動物だけでなく、動物と戯れる子供たちも同様です。大人たちは動物と子供の様子を見て癒されてきたのです

次に、スポンサーをつけて鳴り物入りで投入されたライオンはまさかのオス2頭。ご案内のとおり、ライオンは雌が狩りをし、オスは獲物が来るのを寝て待つだけです。たまに大きな声で吠えるばかりで、広い展示スペース内を移動することもなく、ほぼ一日寝て過ごしているようです。市長は2頭のオスから赤ちゃんライオンが生まれるとお考えでしょうか?チーターでは繁殖に大成功しましたよね。「チビーター」たちは一時大人気となり、他の園にもらわれていった子もいました。この経験を他の動物たちになぜ展開しないのでしょうか?

それから、展示動物の減少です。オランウータンがいなくなったのはとても残念な出来事でした。ほかではビーバーもいなくなりました。一時は子供が生まれ。父母がかいがいしく世話をしている様子も見られましたが、今はもぬけの殻ですよね。同じ並びにあるアカハナグマ、コツメカワウソもいるのかどうかもわからない状況で、もう何か月も会えていません。

民間出身の園長が就任して、何か新しい活性化策が打ち出されるものと期待していましたが、完全に裏切られました。抜本的な体制・運営の改革を一市民として要望します。

よろしくお願いいたします。