間違えた問題を中心に、ネットで確認した内容を、備忘録として*1。
問1:テイラー展開
「1.0007の15乗〜? だいたい 1 +15かける0.0007だから、 1.0105くらいじゃん!」
っていうのがテイラー展開だよ!(1次近似)
http://www.tohtech.ac.jp/~comms/nakagawa/taylorexp/taylor1.htm
文系人間には、こういう説明がわかりやすい&必要十分。試験本番では、適当な値を入力して正解したが..
問3:ハッシュ値の衝突
a=pn+q b=sn+tとする。a-b=n(p-s)+(q-t) だから、q-t=0の時、a-bはnの倍数となる。
q-t=0より、q=t即ち、ハッシュ値が等しくなり、シノニムが発生することになる。
http://61.200.112.12/1st_sys_eng/1st_sys_eng_47_desc.htm
a=pn+q b=sn+tの式は、知っていなければ思いつかないだろう..
問4:ハミング符号(またはハミングコード)
ハミングコードとは、誤り訂正符号の一つで、本来のデータに冗長な検査用ビットとして付加したものである。1950年に発表された。
ハミングコードにより、1ビットの誤りであれば検出と訂正ができ、2ビットの誤りであれば検出ができる。
・・・・
ちなみにハミングコードの名称は、情報工学者リチャード・ハミング(Richard Hamming)の名にちなんでいる。
http://www.sophia-it.com/content/%E3%83%8F%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
ハミングが人名とは初耳*2。それにしても1950年発表とは..
問5:稼働率(並列と直列)
装置アと装置イが
直列の場合の稼働率:ア×イ*3
並列の場合の稼働率:1−(1−ア)×(1−イ)*4
この公式を使って、システムBの稼働率−システムAの稼働率=Y(1−Z)
0<Z<1より、B>A
問7:オープンソースソフトウェア
Apache以外は初耳。Postfixは、その名前からメールサーバと推定。あと、DNSサーバ、Webサーバ、メールサーバに各々2ケずつ入っている選択肢は正解のイのみ。
問8:論理演算
否定論理積(NAND)(Not And)は、論理積(AND)の出力を否定(NOT)したもので、「(AかつB)ではない」関係を表します。すべての入力値が1の場合に0を出力し、それ以外の場合には1を出力します。
http://www.asahi-net.or.jp/~AX2S-KMTN/ref/logicope.html
ベン図は正しく描けたが、否定論理和を選択してしまった..
問27:TLO法
大学等技術移転促進法
正式には「大学等における技術に関する研究成果の民間事業者への移転の促進に関する法律(平成10年5月6日法律第52号)」
といいます。
http://www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/tlo-2law.htm
ヤマカンで正解したからよいが、そんな法律知らんぞ!しかも施行が平成10年て..
・・・・
おまけとして、システム監査午前IIから。
問20:DNSキャッシュポイズニング
簡単に言うと、
「googleに繋いだはずが全く別サイトに繋がっちゃう!」
って話です。
http://d.hatena.ne.jp/m-bird/20080811/1218450245
最近でもIPAが注意喚起していた由*5。
心配な方は、こちらのサイト*6でプロバイダのチェックを。
*1:問題文はこちらを参照:http://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2009h21_1/2009h21h_koudo_am1_qs.pdf
*2:てっきり、鼻歌のことかと..
*3:両方とも同時に稼動する率
*4:両方とも同時に停止しない率
*5:http://www.ipa.go.jp/security/vuln/documents/2008/200809_DNS.html