裁判員制度のキャラクター

2009年5月までに導入される予定の裁判員制度、認知度がなかなか上がらないのか、当局も躍起になってPRしている模様。
こういう場合、当局の広報担当者が考えることといえば..やはり!ゆるキャラを発見。しかも全国各地の地裁、地検などが独自のキャラを考案しているので、探しがいがある。
今まで見つけたなかで、面白いところでは、

熊本地方検察庁「ヒーゴ」
http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/kumamoto/oshirase/16511200706200/higo.html
はじめまして,ぼくの名前は「ヒーゴ」です!
熊本地方検察庁裁判員制度広報イメージキャラクターとして,ここ「肥後の国」で生まれました。
これからよろしくお願いします。
平成21年5月までに裁判員制度が始まるけど,まだまだ県民のみなさんに知られていないみたいだから,これから多くの人たちに理解してもらえるように広報活動をがんばります!

出生日:平成16年5月28日(←ちなみにこの日は裁判員法公布の日)
出生地:熊本市京町1丁目
趣味:裁判員制度の広報活動
好きな食べ物;辛子レンコン
好きな場所;阿蘇の草原
好きな歌:お馬の親子(お馬の親子は仲良しこよし いつでも一緒にぽっくりぽっくり歩く…)
座右の銘人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
休日の過ごし方:DVD鑑賞(特に今はまっているのは「裁判員制度もしもあなたが選ばれたら−中村雅俊主演監督」かな。)

やはり、熊本県でも裁判員制度の認知度はイマイチなよう。しかし、趣味が本業とは..
「「ヒーゴ」の馬が合う仲間」という設定の「ヒーゴ」の相似形で色違いの手抜きキャラ、「フーゴ」「ミーゴ」も見逃せない存在。

・千葉地方・家庭裁判所「ピー太くん&ナツ実ちゃん」「ジャッジくん&フェアーちゃん」http://www.courts.go.jp/chiba/about/koho/saibanin_character.html
千葉地方・家庭裁判所では,平成21年5月までに始まる裁判員制度により多くの方に親しんでもらおうと,オリジナルキャラクターを作成しました。

1.名前の由来
○ピー太くん&ナツ実ちゃん
千葉家裁の主任書記官が作成したキャラクターで,千葉県の代表的な名産品のひとつであるピーナッツをモチーフとして,名前の「ピー」はピープル(人々),「ナツ」は納得のナツを表し,人々が納得することを表すとともに,裁判員制度が「太」く「実」ることへの期待が込められています。

○ジャッジくん&フェアーちゃん
千葉地裁刑事部の裁判官が作成したこのキャラクターもピーナッツをモチーフとしたもので,名前にはFair(公平)にJudge(裁く)するという裁判における大原則を込めています。

2.キャラクター入り広報用グッズ
千葉地方裁判所では,オリジナルキャラクターを利用し,千葉県の特産品等を裁判員に擬人化した「法廷立体カード」等の広報用グッズもご用意しています。
これらのグッズは,千葉地方裁判所総務課の窓口や,裁判所の広報行事においでいただいた方にお配りしています。

千葉といえばピーナツ。ピーナツといえば千葉。
それにしても、千葉県の特産品等を裁判員に擬人化する必要、あるのだろうか?千葉家裁の主任書記官や千葉地裁刑事部の裁判官は、本業に専念したほうがよいかもしれない。

名古屋高等検察庁「ナーポ」
http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/h_nagoya/a_nagoyakouken/a50_kyara/nahppo.html
名前の由来:名古屋高等検察庁の英語表記(Nagoya High Public Prosecutors Office)の頭文字NAHPPOから名付けられました。
生みの親:ナーポの生みの親は,名古屋高等検察庁管内の津地検の事務官です。
抱負:ちょっぴりゆるいキャラで,厳格な検察に親しみを持ってもらい,新たに始まる裁判員制度のお話をするきっかけになれればと思います。
ひみつ:うろこの部分に東海・北陸の6県が隠れています。

生みの親が津地検の事務官でありながら、ゆるキャラであることの自覚がある。ひみつは、言わなきゃ絶対バレなかっただろうに..
管内地方検察庁広報キャラクターの姉妹キャラ、名古屋地方検察庁鯱あ郎」、津地方検察庁みえるもん」、岐阜地方検察庁ウーピー ウージー」、福井地方検察庁やるカニ」、金沢地方検察庁とびー」、富山地方検察庁グラウスリン グラウスロン」もチェックしておきたい。

ゆるキャラ探索の旅は続く..