チェコ・フィルハーモニー六重奏団

6/10(火)19:00
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲よりホ短調 op.72-2 [弦楽六重奏版]
A.Dvořák : Slavonic Dance in E minor op.72-2 [String sextet version]
シューベルト:楽興の時より ヘ短調 op.94-3 [弦楽六重奏版]
F.Schubert : Moments Musicaux in F minor op.94-3 [String sextet version]
ドヴォルザーク弦楽六重奏イ長調 op.48
A.Dvořák : String Sextet in A major op.48
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ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11[ピアノ五重奏版]
F.Chopin : Piano Concerto No.1 in E minor op.11 [Piano septet version]
ピアノ共演:瀬尾真喜子
日本大学カザルスホール
全席自由¥6,000
http://www.musikleben.co.jp/artist/details/cps2008.html

ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ2という変則的な弦楽アンサンブルの珍しいコンサート。ふつうの弦楽四重奏より中声部が充実しているぶんハーモニーが豊かで暖かみのあるサウンドが楽しめる。
休憩後は、ショパン/ピアノ協奏曲第1番のこれまた珍しいピアノ五重奏版、弦楽四重奏をピアノの前に並べての演奏。原曲のホルンやファゴットのソロ部分をヴィオラがいい感じで弾いていた。
しかし、かんじんのピアノが..orz..
公演前のチラシでは、「ピアノ五重奏版を七重奏で演奏」すなわちピアノ&弦楽六重奏で演奏する予定*1だったのが、当日のプログラムでは、「チェコフィルハーモニー六重奏団の強い希望により、ショパンのピアノ協奏曲はピアノ五重奏版を演奏します。何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。」となっていた。本来の楽器編成に戻したとも言えるが、ひょっとして「強い希望」とは..
先日(2008年5月25日(日))のN響アワーといい、最近ピアノ協奏曲に祟られているかも..

*1:ちなみにWebサイトの英語表記"Piano septet version"は修正漏れと思われ