カーネギーの名言

子供が熱を出したので休日救急診療所へ行く。ここはいつも混んでいる(建物だけは立派なのに、医師・看護師の数が圧倒的に不足している。これが日本の福祉の現実。ということはさておき。あと事務の効率化が遅れ会計もノロノロ。これが日本のITの現実。ということはさておき。診察待ちに2時間半、診療5分、薬と会計1時間。これだけ長時間、医療機関の中にいると患者の病状はますます悪化し、付き添いの健康人まで病気になりそう。ということはさておき)。


さらに今日は連休中でもあり、さらに殺人的なブタゴミ状態。ということは当然、千葉市民歴10年の私としては予想されたことであり、待ち時間用に本を持っていく。かさばらず、ぱらぱらと拾い読みできて、役にも立つという条件で脳内検索の結果、「カーネギー名言集」の文庫版を選択。

大仕事を先にやることだ。小仕事はひとりでに片がつく。  デール・カーネギー

けだし、名言である。往々にして、人は小仕事にかまけて、大仕事を後回しにする。挙句、やり残した仕事をさばくための新しい組織をつくって他人にたらい回したりする。ということはさておき。

この名言の少し後に、同じくカーネギーによる別の名言を発見。

小さい仕事を立派に果たせるようになれば、大仕事のほうはひとりでに片がつく。  デール・カーネギー

けだし、名言である。往々にして、人は大仕事を抱えていることを口実にして、直ちにできる小仕事を先送りにする。
結局、どっちやねん!ということだが、けだし、名言とはこんなものかも。
かくして、小仕事は片付かず、まして大仕事も..