「ハウルの動く城」

コドモにせがまれて、観に行ってきました。「ハウルの動く城」=(ラピュタ魔女の宅急便千と千尋)÷3といった印象。原作のせいかもしれないが、テーマやストーリーが整理されないままつくってしまった感が否めない。戦争と平和、文明と自然、夢と現実、過去と未来、何でも対比させればいいってもんじゃ..
城が動く必然性もわからない。だってドアノブを(おっとネタバレ注意^^);

ところでこの映画、あまり事前に宣伝をしないという戦略を採ったようであるが、実はお金か時間がなかったのではないか。と勘ぐりたくもなる。でも、絵そのものはやはり美しいので、一見の価値ありってところでしょうか。キムタク含め声優陣は好演。特にヒン役の原田大二郎。あと、音楽はイマイチでした。久石譲さん、スキなんですけどね。あの絵に合わせるのは難しかったのでしょう。