千葉市のウェブサイトに開設されている「市長への手紙」から、以下の意見を提出。
熊谷市長様
都賀コミュニティーセンターの利用条件について
都賀コミュニティーセンター(以下「都賀CC」)で、管楽器(ホルン)の個人練習をほぼ毎週1回させていただいている者です。従前より「軽音楽」で利用登録しております。
都賀CCはコロナ対応でしばらく閉館していましたが、今般の緊急事態宣言の解除を受けてようやく利用再開となり、音楽室の利用を申し込みました。
すると都賀CCの職員から電話があり「管楽器は呼気が出るので利用不可である」と告げられました。
都賀CCの案内には、「交響楽・管弦楽、吹奏楽、軽音楽(歌唱あり)」等については利用できない旨の掲示がありますが、管楽器はダメとは一言も書かれていません。軽音楽については歌唱を含むものだけがNGであると読めます。
【コミュニティセンターにおける一部施設の利用中止及び利用目的の制限等の対策について】2020年05月26日
https://www.chiba-community.jp/news/news_1411/
2.利用目的がいずれかに該当する場合はご利用頂けません
(1)次の利用目的の場合
・社交ダンス、フォークダンス、空手、柔道、剣道、合気道、少林寺拳法、
囲碁・将棋、詩吟、交響楽・管弦楽、吹奏楽、軽音楽(歌唱あり)、合唱
コーラス、民謡、謡曲、ジャズ・タンゴ、演歌・歌謡
当然、一人でホルンを吹きながら、同時に歌うことは物理的にできませんので、職員の言っていることはおかしいのではないでしょうか。私の指摘に職員は説明に窮し、議論は物別れに終わりました。
速やかに事実関係を確認の上、都賀CCで管楽器の個人練習ができるように是正していただきたく存じます。
コロナ禍を通じて、音楽というものが人間社会にとっていかに必要不可欠なものであるかを再認識しました。どうか不合理な理由で音楽の灯を消すことがないよう、ご対応をお願いします。
なお、管楽器から出る呼気中に感染原因となるエアロゾルが含まれるかについては下記のサイトが参考になります。
【緊急提言】 「楽器演奏のエアロゾル飛散検証実験、実は管楽器演奏はコロナ感染の危険は少ない?」
https://note.com/doiyutaka/n/n3d36dadd4136
クラリネットやホルンを演奏しても、エアロゾルがほとんど放出されないと考えられます。 (中略)この実験は、フライブルク音楽医学研究所の2人の科学者によって観察されました。
ぜひとも、楽器の特性とその科学的知見に基づき、合理的な施設運営としていただきますよう、切にお願い申し上げる次第です。
以 上