ホルン吹きの休日

ホルン吹きの休日

ホルン吹きの休日

  1. 演奏会用小品op.94(サン=サーンス)
  2. 無言歌op.38-3(メンデルスゾーン)
  3. 白鳥(サン=サーンス)
  4. 甘い涙(ヨハン・シュトラウス2世)
  5. ロマンス(サン=サーンス)
  6. バスク人(マレ)
  7. ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
  8. 愛の悲しみ(クライスラー)
  9. ロマンス遺作(スクリャービン)
  10. グリーン・スリーヴズ(イギリス民謡)
  11. アンダンティーノK374g(モーツァルト/バウマン編)
  12. セレナード(ボロディン)
  13. 狩りのランデヴー(ロッシーニ/バウマン編)

なつかしいサン・サーンスの「ホルンのためのロマンス」目当てで購入。20世紀を代表するホルン奏者の貴重な演奏が13曲*1入って1,800円税込みとお買い得。ほんとは、昔持っていてどこかに行ってしまった原盤LPのCD化版サン=サーンス:管楽器のためのソナタ集を探していたのだが、すでに絶版になっている由。バウマンのロマンスは、中間部のテンポが速く、やや荒々しいが、そのぶん主題部・再現部とのコントラストが強調され、情感豊かに歌い上げている。
最後の「狩りのランデヴー」は4本のホルンのための作品だが、バウマンお得意の重音を駆使し1本で演奏を完結させてしまっている。一聴の価値あり。

*1:Amazonでは3曲目の「白鳥(サン=サーンス) 」が抜けており12曲になっているが、カタログ情報の更新画面では曲目の修正はできないようなので、この日記のURLを送信しておいた。