いまどきの図書館

ムスメの宿題の続きで、市内で一番大きな図書館に千葉の酪農を調べに行ってきました。書架をうろうろしていると、親切な職員が「どんな本をお探しですか」とまるで家電量販店かスーツ屋さんのような親切な応対。「酪農」と聞くや否や、「農業」の棚に直行。いろいろ探してくれるのはありがたいが、棚の位置などは言われなくてもちょっと調べればわかること。「酪農」からその歴史はもちろん、他産業との比較や諸外国との比較、統計データなどに展開して案内してほしかったが、司書にそこまで求めるのは酷というものか。そうこうしているうちに、ムスメのほうが「料理」の棚から牛乳をつかった料理本を、「職業」の棚から動物を相手にする仕事の紹介本をとってきた。コドモのほうがはるかに発想が豊かであるという親ばかネタはおいといて、図書は分類するだけが能ではないと知った一日であった。