ピカソ展

文化の日だからというわけではないが、ピカソ展に行ってきた。とはいえ上野でやってるのではなくて佐倉の川村記念美術館のほう。とんでもない田舎にあると思って気合を入れて出かけたら車で10分で到着。ようするに我が家がド田舎にあることが判明。

ピカソの絵はとにかく理屈抜きで楽しめる。自由奔放に見える線も周到なデッサンの積み重ねの上でのこととわかり、深く納得。何事も基本が大事ってことで。素人でも一見してピカソとわかるほど強烈な作風だが、実は自己模倣を嫌い、色使いや画材など表現方法は一枚づつ全て異なっているというのも、オリジナルを目の前にするとよくわかる。

図録(2000円)の絵を自宅でスキャンしてプリントアウトしたら、家族に気味悪がられた。美術館で見るのは平気なのになぜだ?