日本フィルハーモニー交響楽団第226回サンデーコンサート

開演時間:2019年01月06日(日曜日)13時00分
開場時間:2019年01月06日(日曜日)14時00分
会場   東京芸術劇場
出演者  指揮:大植英次、ヴァイオリン:竹澤恭子

プログラム
外山雄三管弦楽のためのラプソディ
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 
ブラームス交響曲第1番 ハ短調 op.68

開場が開演1時間前とはうれしいサービス*1。しかし45分前に会場に到着するも客席への入場は不可。ロビーには椅子が少なく、多数の客が立って待たされることに*2。このあたり、事前のアナウンスをしっかりする等、改善が望まれる。
待ち時間を利用して、馬に食わせるほどのチラシ*3を整理。それからプログラムに目を通すも小さな紙を二つ折りしただけの簡素なもので、演奏者の一覧や楽器編成の記載もなくあっという間に読了..せっかくの開演待ち時間を有意義に過ごすことができなかったのは残念。開演30分前になってようやく客席のドアが開いた。
大植英次氏の指揮はスコアを前に置かず、全身を駆使したダイナミックなもので目にも耳にも楽しい。特にユニークなのは自転車の空気入れを操作するような動作でオケにエネルギーを充填し、それを一気に爆発させる演出。
応える演奏陣は、フルート、オーボエと当然ながらゲストコンマス竹澤恭子氏のヴァイオリンが激うま。ブイブイ鳴らせるコントラファゴット木管群、ノリノリの打楽器群も素晴らしかった。対する金管群だが、ホルンは肝心の1番が線が細く物足りない。むしろ2番、3番のほうが艶のある音色で魅了していた。トランペットの音色が心なしかザラついて聞こえたのは謎。チューバとトロンボーンは本日の演目上、登場回数が少なかったのはいたしかたなし。
開演間際、近くの席*4に走って入ってきた男性客が赤いうちわ*5でせわしなくパタパタしていたのはマナー違反。コンサート会場には十分な時間的余裕を以て到着してもらいたい。以上

*1:30分前開場が一般的

*2:入場前に長いエスカレータを登り、さらに左折しなければならないので、ロビー階に到着まで状況を把握できない

*3:いまどきこんな紙資源の無駄遣いは如何なものか。二次元バーコードでお勧めのコンサートをスマホに表示させるのがよい

*4:1階K列31番あたり

*5:会場近くにあるビックカメラ池袋西口店の粗品